主な業務は、新規部品の拡販活動です。
自動車の電動化が加速している昨今、特にバッテリー周辺や動力系に関して従来のガソリン車とは全く性質の異なる機能部品が増えています。
どのカーメーカーもそれぞれ新しい試みを行う中、新しい悩みも抱えておられます。そんな顧客のニーズや悩みを汲み取り、社内に展開し、社内の対応チームを取りまとめ、最適な提案を行って受注を獲得するまでの一連の活動をリードするのが営業の仕事です。

自動車開発の最前線に立ち、カーメーカーと直接やり取りできることです。
我々のような部品メーカーの受注活動担当者は、常に数年先に世に出る自動車の開発計画をフォローしています。カーメーカーから最新の開発計画や販売予定台数に関する最新情報を入手する、というのは一般ユーザーに出来ることではありませんが、営業にとっては普通のことです。
各種メディアの発表よりも早くビッグニュースを得た時など「自分は自動車業界の最前線にいるんだ！」と実感します。

入社5年目のある朝、突然「アメリカ行きたい？」と上司から尋ねられ「行きたいです。」と答えた翌日にはもうアメリカにいた、ということがありました。
現地の案件が急に忙しくなり一時的に人を借りたいということで、比較的英語堪能な私が5週間ほどアメリカへ出張することになった次第です。日常業務を離れ、人生初めての渡米で慣れない環境の中、現地事務所のスタッフや北米工場スタッフ、そして現地の顧客とやり取りできたことは大変良い刺激となりました。

ワイヤハーネス・SRC・BSSなどこれまで当社が製造してきた既存部品とは異なる新しい分野の製品を受注し、量産立ち上げを実現させたいです。
ほぼゼロの状態から始まったものが形となり世の中に出回るのを見届けることは、自動車部品メーカーの人間として最高の達成感を得られると思います。

「和気あいあいとしたアットホームな職場です(^0^)」なんて言うと非常に胡散臭く聞こえるかもしれませんが本当です。私の営業グループでは仕事のことから仕事外のことまで話しやすく、何か困りごとがあれば助け合える環境だと思います。

職場を一歩離れれば仕事のことはシャットアウトするに尽きます。
そして没頭できる趣味を持つこと！
仕事でしんどい時期が続いても「あと○日頑張れば待ちに待ったイベントや！」みたいな目標があれば、それが仕事のモチベーションアップにも繋がるはずです。